すでに15以上の学校に営業活動に訪れていますが、どの校長先生も異口同音におっしゃる言葉がこれです。
「人が足りない・・・」
「若手が多くなって、今後の産休・育休対策に不安を覚える・・・」
ここ数年、人財不足が教育現場の悩みの一つですが、すでに慢性化しつつあります。代替講師が圧倒的に不足しているため、一人でも教員に欠員が出ると、級外の誰かが学担にまわらなくてはならなくなり、結果的に空き時間が極端に少なくなってしまいます。
つまり、ブラック企業である学校は、ますますブラックになってしまいます。
以前紹介したМ教育長の市のように、〝1週間全部5限で終わるような週日程に変える〟(ただし夏休みは半分近くにする)といった大改革をしないといけない時期にきています。ちなみに、この市は、本年度より行きたい学校を選択できるようになっているとのこと。
選択制と言えば、アメリカはすでに〝学校の選択制〟が進んでいます。
今後は、各学校の校長に裁量権をもっと持たせて、思い切った学校改革の実施を促し、「真の特色ある学校づくり」に向けた学校運営を任せてもよいのではないでしょうか。
もうすぐそこに、公立学校も選択性の波が押し寄せる時代がきています。
「これからどんな学校をつくるか」
校長のワクワク感と未来展望の想像力・・・これが大事になってくると私は感じています。
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