不登校&特別支援の対応が急務!

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 昨日のブログで紹介したアジサイが、日差しを浴びてちょっと暑そうな日に、2つの大規模校を尋ねました。

 一つの学校は、通級が2学級もあり、先生が足りず、時間割を3週間周期してされていると伺いました。途中、何とか人を見つけて、2週間周期で回すようにできたとのこと。ここでも人不足が影響しています。

 もう一つの学校は、1年生が5クラス!来年度は、一気に増えて8クラスになるかもしれないとのこと。せっかく新しい校舎が建てられ、児童数増に対応しようとしているのに、すでに来年度は満タンになるかもしれない・・・と人口急増においつかないようです。当然、新1年生に支援員さんがつきっきりです。私が玄関の扉を開こうとした瞬間、1年生らしき子がピューッと飛び出し、支援員さんがあわてて追いかけるシーンをみかけました。ここからもこの学校の大変な状況が見て取れました。

 支援員さんがこの規模で4人しかおらず、本当ならばその倍は必要な状況であると伺いました。特別支援のコーディネーターも経験不足な方が多く、要請相談をかける場合は、校長先生自らされていると伺い、特別支援に関する窮状ぶりを痛切に感じました。

 さらに厳しいのは、完全不登校が7人もいるとのこと。小学校で訪問した60校近くの中で、この児童数は最高記録でした・・・。担任や教育相談担当の先生の負担が大きくなるのはカンタンに予想できます。どうやら、母子家庭が多いということも関連しているのかもしれません。不登校への取組はケースバイケースですが、学校とのつながりを切らずに、保護者との信頼関係も築きながら進めることが肝要となります。

 大規模校の大変さをしみじみ感じたわけですが、それでも2人の校長先生のガッツあふれる元気な姿を拝見し、まだまだ大丈夫!これならやれる!と安心して学校をあとにすることができました。

 校長先生のこれからの活躍に心からエールを送りたいと思います♪

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