本日、クレインで行われた『いただきます2』の上映会を観てきました。
食に先進的な保育園とオーガニックな食材を提供する農家さんとのコラボレーションが、とっても感動的なドキュメンタリー映画でした。
今、〝腸活〟が大流行ですが、この腸活を支えるのが、有機野菜や有機米というオーガニック食材と和食です。つまり、微生物がたくさん存在するふわふわの土と味噌や醤油などの和食が、抗酸化力を高め、コロナなどの感染症にもかかりにくい抵抗力のある体にしていきます。
今年は、コロナとインフルエンザとダブルで流行していますが、このドキュメンタリーで放映されている保育園の感染率は極めて低いというデータがありました。
山形の高畠町の農家の方がこうおっしゃっていたのが印象的な言葉でした。
「日本では、2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死んでいる。これはもはや国難ですよ!」
かたやアメリカでは、ガンの発生率や死亡率が減少しています。それは〝アメリカ医食革命〟が行われたからです。医学と食育は別物とされていた時代は終わり、〝医食同源〟が当たり前になってきているのが、今のアメリカです。では、肝心の日本はどうでしょう。農薬バンバン入った野菜が当たり前、遺伝子組み換えの表示もだんだん姿を消していっている現状がある・・・。日本だけが、食の安全性が宙ぶらりんのまま、大手企業の食産業の言われるがままになっているのではないでしょうか。
私たちの体は、100日間で全細胞が入れ替わります。ということは、100日間で自分が食べたものが、血となり肉となる。一つ一つの細胞に変化していることになります。
冒頭のタイトルにある「食べたものが、私になる」はまさにその通りだと言えませんか!?
教育関係者は、必見のドキュメンタリー映画です。自主上映のものですので、どこかのPTA単体がいくつか合同で試写会をするとよいかと思います。
もっともっと私たちは、食の安全性に関心を持ちましょう!お隣の韓国では、小~高校まですべてオーガニック食材で無償給食です。ニッポンは何をしているのでしょうか!?
子どもたちの細胞は、食でできているのです。お菓子や甘いモノばかりでは、病原菌に勝てるはずがありません。本来、私たち日本人が大切にしてきた和食を見直す時がきています。すでにアメリカが日本食を模範にしているのですから・・・。
『いただきます2』は、ほのぼのとした温かさの中に、食のよさがしみじみと伝わってくる映画です。きっと家庭菜園や農業をしたくなる人も出てくるのではないかなあと思いました。
百聞は一見に如かず! ぜひご覧くださいませ♪
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