「ゴミ単元」のストーリー化どうする!?~金大講義パート4~

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 金大講義・第4弾!少しずつ90分講義にも慣れてきた感覚があります。しかし、学生たちに「単元のストーリー化」にチャレンジさせたところ、かかるかかる時間が・・・。まだ大学2年生。当たり前ですよね。予定講義内容の半分しかできませんでした(´∀`*)

 これまで中学年の教材づくりのポイントを5つ示しました。

  ❶ 教師の感動・オドロキを単元の軸にすること

  ➋ 社会科教材づくりは、「教師の足で稼ぐ」こと

  ❸ ネタのよさは「対比」で際立つこと

  ❹ 単元の命は「ストーリー」であること

  ❺ 教材研究の省エネ「複数の教科書を比較する」ことで単元の核が見える

 これらのポイントを提示してから、4年生の「ゴミ単元」のストーリー化にチャレンジ!

 副読本を各自に渡してから、10分間、個人で考えさせ、残り10分間で教科研究室ごとでグルーピングして考えさせました。しかししかし、このグルーピングに時間がかかる・・・。国語、算数、社会科など教科ごとの研究室に分かれてはいるものの、講義中に教科ごとで集まっての活動を、他の講義ではしてなかったようで、モタモタ感満載!ここでまず時間がかかってしまった(´∀`*)

 グループ協議の後、各教科ごとで発表タイム。その前に、発表のルールを提示しました。

 「発表が終わったら、〝いいねえ〟と声を出して大きな拍手をします。ではちょっと練習しますね」

と言って声出しと拍手の練習。これをリハーサルしておかないと、盛り上がらないことを伝えました。授業でも同じことをするんだよ、と伝えると、学生たちもナルホド!と納得の表情。

 算数・数学グループから始まり、国語3グループ、そして社会科3グループの発表で時間終了!

 「イイね!」拍手~♫の連続で、アットホームな感じが講義室を包みました。

 しかし、教科グループは9つもあったのに、半分もいかなかった・・・。私のタイムマネジメントの足りなさを痛感!これは、次回への課題として活かしていきたいと思います。

 とはいえ、社会科グループの発表内容が一番優れていたことに、なんとなく安堵感でした(^^♪

 「あと30分あれば、いつもやっている〝特性ある児童の対応法〟と〝気になる社会情勢〟ができたんだがね~。ふりかえりプリントも書いてほしかったんだとねえ」

とつぶやくと、次のような反応が一人の女子学生からありました。

 「先生、あと30分延長してもいいですよ♪講義続けてください!」

いやあ、うれしいですねえ。こんな声が上がるとは予想だにしませんでした(^^♪ モチベーションが上がります(^^)/

 もちろん、講義は90分で終えました。今日のふりかえりレポートも宿題にはしませんでした。それよりももっと学生に青春を謳歌してほしいですからね。

 来週の講義後、〝第7ギョーザで教育を語ろう会〟をやろうと呼びかけして解散したところ、次々と「行きたいです」「バイトあるんですけど、締め切りはいつですか」という学生が数名殺到!

 会費500円が効いたのかもしれませんね(笑)ともかく、次回も乞うご期待です(^_-)-☆

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