金大講義第6弾です。もうここまでくると、90分講義が短く感じるようになってきました♫
慣れとは怖いものです(笑)
今回は6年生の社会科にスポットを当てました。次が主な講義内容です。
1 6年生の社会科の授業開きの実践紹介
☞ 次を参照してね♫ ワクワク実践プラン | 学校のミカタ 松下教育研究所)
2 6年生の社会科の大切な視点
①その時代の「願い」に着目せよ!
②その時代の人物に着目せよ!
③衣食住の変化に着目せよ!
④その時代の文化の変化に着目せよ!
⑤諸外国とのつながりに着目せよ!
3 年表を活用した授業実践(江戸時代の導入)
4 学生への演習「平安貴族の寝殿造りと鎌倉武士の館との対比でどんな授業を構成するか!?」
5 平安時代と鎌倉時代の面白ネタ紹介
6 6年生のイジメ事件の告白 「アナタならどうする!?」
7 社会事情「トランプ大統領と石破総理」
これだけの中身を実施するわけですから、もう90分なんてあっという間です(^_-)-☆
学生たちには、講義ラスト10分ほど、「今日のふりかえり」を書かせていますが、誰一人言葉を発せず、真剣に書いてくれている姿にとても感動を覚えます。次の写真がその書いている様子です。
学生には一番心に残ったことを書かせています。学生の文章を一部紹介します。
「歴史の授業は一番好きな授業だったので、〝歴史の授業=俺には楽勝〟と思っていたが、松下先生の知識量に圧倒されて、自分はまだまだだ!という初心に立ち戻ることができた。教室に年表を貼っておくことは大切なことだが、今はICT機器が普及していることを考えると、子どもたちのタブレットに年表や見せたい資料を取り出せるようにして、授業に組み込んでいけばもっとよくなると思った。僕も司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読破したことがあるので、今度一緒に土佐の桂浜を歩いてみたいと思いました」
「今日の講義で驚いたことは、松下先生が本・書籍を圧倒的にたくさん読んでいるということだ。今もいろいろなところから情報を得ていて、そこに身銭を切ることを惜しまない姿に感動した。私自身もたくさん本を読んで、様々な視点から考えを取り入れていきたいと思った。今日の講義であったように、教師の話す内容が子どもたちの人生を変えると思ったので、正しい知識を吸収して、松下先生のように役に立つ面白い話ができる先生になりたいと感じました」
私はこの講義のシリーズの中で、35年間の教師としての生きざまを吐露しています。成功談も失敗談もすべて出しています。しかし、それでも話し切れないことが多すぎるくらいあります。そのエッセンスをしぼり込んで分かりやすく話しているつもりです。
学生たちの食いつきも回数を追うごとによくなってきており、ふりかえりの中での「質問」がドンドン増えてきております。すでに今回も12個の質問がありました。講義冒頭で毎回「質問」を取り扱い、私なりの回答を体験談を交えて話しております。ますます90分が足りなくなりそうです(笑)。
さて、次回は、第3クールのまとめとして「高学年の教材研究の仕方」を伝えるつもりです。
乞うご期待ください(^^)/
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