10月から始まった金大での「初等社会科教育法Ⅰ」も、早いもので今回で8回目。第3クールをしめくくるのは、〝課題レポート〟です。
この写真にあるように、B4の答案用紙(罫紙)の表と裏にびっしりと自分の考えを書いてもらいます。(遥かかなたの自分の大学時代を思い出しますね~)
題したテーマは、次の3つです。
① 子どもたちにとって、社会科の役割は何か
② 子どもたちの学習意欲を高める授業構築のポイントを3つ述べよ
③ こうれまでの講義の感想(心に残ったものを中心に)
88名分の学生のレポートをこの土日で一気に目を通し、成績づけをしました。小学生のテストの丸付けとは違い、学生の論の立て方や論調と向き合う作業なので、まる2日間かかりました(;_;)/~~~
ワクワクは、学生たちの講義の感想です。一番心にグッときたものを紹介します。
「先生の講義を受けるまで、教師になることを諦めていました。小6から教師を目指していたけれど、本当にやりたいのかわからなくなってしまって、覚悟できないと感じていたからです。でも、先生の楽しそうに生徒たちの話をするところを見たり、経験を聞いたりして、自分もやっぱり教師がしたいと改めてはっきりと思うようになりました。貴重なお話を聞かせてくださり、本当にありがとうございました。」
教師の卵である金大2年生たち。でも、将来、本当に教師としてやっていけるかどうか、悩んでいる若者が多いことが、講義を通して分かりました。
上記の感想のように「教師になるかどうか諦めていたのに、やっぱりやってみよう(^^)/」という思いを書いてくれた学生たちは、実は一人や二人ではありませんでした。嬉しいことに何人もいたのです。(目頭が熱くなりました・・・)
このブログの最後に、若き学生たちのナイスな言葉を拾い上げ、次に紹介します。
☆「教師はとても大変だけど、その分、やりがいのある楽しい仕事だと思った」
☆「子どもを第一に考えて行動できる教師は、カッコいいな」
☆「子どもにワクワク感を与えるのが社会科本来の姿だともう一度気づかされた」
☆「何より自分自身が楽しんで参加する、そんな社会科の授業ができる教師になりたい」
☆「体験活動から得たオドロキや感動や疑問が授業の中心になる。それが主体的学びになる」
☆「社会科はこどもだちの人生を豊かにできる教科だと感じた」
☆「先生の講義はいつも楽しくて、講義を受けるのが好きです。第4クールもお願いします!」
☆「社会科ってこんなに面白くて楽しいんだと改めて感じたきっかけとなりました(^^♪」
☆「先生になろうかどうか悩んでいたけど、先生の子どもの接し方や授業の様々なアイデアを聞いて、よい授業ができる、子供を成長させてあげることのできる先生になる努力をしていこうと思う」
☆「子どもたちを信じてあげる教師になりたい、と思えるようになりました」
☆「まず自分が体験して楽しむことが大切なのかなと考えるようになった」
☆「教師というのは、とてもやりがいのある仕事なんだということが一番伝わってきた」
☆「子どもと本気で向き合えば、必ず返してくれる、という言葉が心の支えとなり芯となった」
☆「先生の力量次第で子どもの学びが向上する、ということが気づかされる講義だった」
☆「自分が教壇に立った時、自分も楽しんで授業していきたい、と思った」
こうして学生たちの感想のフレーズを追いかけていくと、一番多い言葉が「楽しい」という言葉でした。まさに、私が追求している〝ワクワク感〟のある授業づくりを象徴している言葉だなと思います。
学生たちの言葉に励まされながら、何とかここまでやり通せた大学講義。
来月からまた第4クールが始まります。腕が鳴りますね(^^♪
さあて、また講義の準備をがんばります(^_-)-☆
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