
この写真は、金大生がつくった雪だるまです(^^)/
やっと88名分の学生の課題レポートの添削を終えました。これから成績付けです。
レポートの最後に、「この半年間の講義の中で心に響いたことを書いてください」という課題を提示しました。全員分のレポートを拝見し、つくづく母校・金大で講義をしてよかったなと思っています。
私がジーンときたレポートを一部紹介します。
Sさんより |
この半年間の講義を通して、1番心に響いたことは、身銭を切ってでも自分をブラッシュアップしていくということである。先生のお話を聴いていて、幅広い知識とそれに対する深い考えがある人はやはり魅力的であり、様々な引出しを持っている先生に子どもたちも惹きつけられるのだと感じた。先生になってもならなくても一人の大人として、 ただ楽しい事ではなく、洗練されていく楽しさに対しても自己投資することで、先生のような深みのあるお話ができる人になりたいと思った。現時点では、広範囲の学びに対して貪欲であることまでには至れていないが、先生に影響され、オンライン英会話を始めた。サブスクリプションのサービスであるため、せっかく払っているお金を1円分でも自分のものにできるよう、まずは毎日の英会話に勤しみたいと思う。 最後に、半年間、本当にありがとうございました。魅力的な先生のお話から、こんな大人になりたいと強く感じるご講義でした。 |
Kさんより |
この半年間の講義で一番心に響いたことは、先生が何度も「もし教員生活を送る中で何か困ったことがあったらひとりで抱えずに私に連絡してください」と何度もおしゃってくださったことだ。今現在は、学校教育学類に在籍し、大学の先生方も私たちがより良い教員になれるよう困りごとがあればサポートしていただけるような環境にある。しかし、いざ教員生活が始めればもう教員の卵ではなく、一教員として向き合わなければならない。そこには、誰に助けを求めればよいのだろうという漠然とした不安が伴っていた。しかし、先生のお言葉で困ったら頼っていい場所があるという安心感が生まれ、自分は1人じゃないんだと気づかされた。私は今年初等社会科教育法を受講していた一学生であり、先生は名前も顔もご存じない存在かもしれない。だけれども、先生の下学んだ学生としていつでも頼っていいのだということが伝わってきた。このような理由から私は、先生の「もし教員生活を送る中で何か困ったことがあったらひとりで抱えずに私に連絡してください」というお言葉が最も心に響いた。 |
Tさんより |
後期の講義を通して社会科の授業についてどのような展開が子どもたちにとってより良いのかということともに、先生の講義が数年後就職した際に教師として自分がどのようにあるべきか考える契機となりました。先生の講義で考えたこと学んだことを忘れずに今後も学び続けたいと思います。半期の短い間ではありましたが、ご指導ありがとうございました。 |
Nさんより |
この半年間の講義を受けて1番心に響いたことは、先生の頑張っていることは子どもたちにも伝わるということです。私は、教員をやっている自分がうまく想像できなくて、きちんとした先生になれるのかがすごく不安でした。けれど、この話を聞いて、自分なりに頑張っていれば子どもたちに思いは伝わるし、上手じゃなくても一生懸命取り組むことが大切であることに改めて気が付くことができました。もちろん授業が上手な先生には信頼を寄せるけれど、何よりも自分たち子どもに正面から向き合ってくれ、一緒に考えてくれ、全力で「子どもたちのために」と努力してくれる先生が一番信頼できるし、かっこいいなと、今までの学校生活で思ってきました。そのため、そんな先生になれるように、失敗を恐れずに何事にも全力で取り組むことを目標に自分なりに頑張ります。 |
彼らのレポートは、私の財産となりました。拙い講義ではありましたが、最後まで聞いて下さり、ありがとうございました。みなさんの教師としての成長を今後とも温かく見守っていきたいと思います。
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