初の〝教育対談〟にチャレンジの巻♫

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 10月24日(土)富山市南総合運動公園体育文化センターにて、初の〝教育対談〟をさせていただきました♫

 これは、地元企業の『株式会社スマイルリーフ』が行っている〝スマイルフェス〟という親子向けのイベントでの一幕です。

 テーマは『叱らないのは甘やかしなの!?』という保護者に響くものにしました。

 対談者は、全国ペアトレ支援協会の代表である〝平ひかり〟と、弊所代表の松下です。今回は、30分という限られた時間の中で、応用行動分析学をもとに「叱らないで済む」行動原理を解説。私は、ポジティブ心理学の観点で「叱らないで済む」行動原理を解説しました。

 特に観衆のみなさんに響いたのは、〝わが子が宿題を後回しにしてゲームをしてしまう場面〟での対応です。

 ペアトレによる応用行動分析学的な対応としては、まずは「観察する」ことです。我が子が宿題を後回しにしてゲームをする行動を「観察する」のです。そして、宿題を後回しにする原因を探るわけです。

 「宿題の内容が嫌だから」なのか、「友達と競うためにゲームをしたい」からなのか、「単にゲームをしたいことを先行してしまった」に過ぎないのか、をじっくり観察してから、アプローチを考えて対応するのが、ペアトレ風な取組です。もちろん、そこには「何してんの!ゲームばっかりして!早く宿題しなさい!!」という怒鳴り声とは無縁です。

 ポジティブ心理学的な対応としては、ゲームに集中しているその「集中力がある姿」に着目します。

 「すごい集中力だね!その集中力で、ゲームを30分してから、宿題やってみよ!」

 そして、30分後、ノートを開いたら、「すごい!ノート開いたね!やる気ばっちり!」

鉛筆を持ったら「おっ、いよいよ鉛筆持ちましたね!やるね!集中力発揮の瞬間だね!」とほめまくる。さらに、1問でも解いたら「やった!1問やったね!その集中力はいつまで続くかなあ。10分続くとすげえなあ」と乗せまくる。

 このような形で、「今ある姿」に着目するのがポジティブ心理学です。保護者の姿でよくみられるのが、「ない」状態ばかりを指摘します。「宿題していない」「片付けしていない」「朝起きない」というような「ない状態」ばかりに着目するから、感情的になってしまうのです。

 そうではなく、「あるところ」に着目するのです。ゲームに集中する姿には、集中しているという肯定的な姿があるわけです。〝ナイナイ思考〟から〝アルアル思考〟への転換が、ポジティブ心理学の大きな着眼点です。

 このような話を体育館という広いイベント会場で、全体的には騒々しくて厳しい環境の中、何とか教育対談をやり切りました♫

 イベントがすべて終えた後、自分へのご褒美に、富山のある喫茶店で、「焼きたてのどら焼き」を食べに行きました。これがまた最高に美味しい!皮が焼き立てだから、もうホクホクサクサクです♫

 そこの店主は、富山の朝活コーディネーターの永吉さんという方。もしかしたら、富山の朝活でも講演できるかもしれません(^^)/

 ともかく、秋晴れの中、初の教育対談を無事に終えてホッとしております(^^♪

 

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