
この間、とある塾長会議の中でセンセーショナルな話を聞いた。
「ヨーロッパでは、以前として教師は、子どもたちの人気職業第1位らしいよ!」
えっ、ホントなのか!? 耳を疑った。そこでAIで調べてみた。すると、北欧中心に常に上位を占めているのは、教師らしい。特に、フィンランド、ドイツ、スイス、オランダ、デンマーク、ノルウェーなどは、常に上位を占めているのが、教師である。(決して1位ではないが五本指には入るようだ)
では、その理由は何か。塾長が言うには次の通り。
・問題行動のある児童には、親がつきっきりで面倒を見る
・教師はできるだけ授業に専念できるように、保護者が協力して環境を整える
・不登校気味の児童にも親が責任を持って学校に送り届け、教室までとにかく連れてくる
つまり、教師は授業づくりと目の前の子どもたちの授業に専念できるというわけだ。今の日本の教育現場と真逆である!
今の日本の学校現場では、ほとんどすべて学校が抱え込む。不登校対応しかり、発達障害児への対応しかり、保護者への対応しかり・・・。
教師が子どもたちの人気の職業ベスト3に入っていたのは、あれは何年前だったろうか・・・。
(ちなみに10年ほど前にはベスト10には入っていました)
私が20代の頃は、授業研究真っ盛りの時代だった。少しでも授業の腕を上げたい!少しでも子どもたちに価値ある授業を提供したい!という思いで、授業研究のサークル活動に専念できた時代だった。
しかし、今はそれどころではない。日々、仕事に追われ、そこへ不登校対応や保護者対応に明け暮れると、子どものノートを見たり、丸付けしたりする時間も後回しになってしまう。ましてや、教師にとって王道である「明日への授業の準備」がおろそかになってしまう・・・(*^_^*)
弊所が提唱している「ブラックな学校をゴールドに!」という意味は、〝教師になってよかった〟という実感を味わえる瞬間のことをいう。その瞬間とは、子どもたちにとって価値ある授業を提供し、子どもの成長を感じられた瞬間のことをいう。
もっと子どもと向き合い、授業と向き合う時間とゆとりを与えてあげないと、どんどん教師をめざす若者が減少してしまう・・・。
お隣の富山県では、教員採用倍率が1倍を切ってしまった。教育現場はすでにもたなくなってきている。何とかせねばと思う今日この頃である。
