五月のバラに語りかけて

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 近所の塀からいつも「おはよう」と声をかけてくれる真っ赤なバラさん。

 朝ドラ『まんてん』の牧野万太郎の影響からか、植物に話しかけることが多くなってます。

 「今日はどこへお出かけ?」というバラさんの問いかけに、

 「今日は高校時代の同級生だった校長先生に会いに行くのさ♪」

と答えて、その校長先生めあてに出かけていきました。

 同級生の校長先生の学校では、低学年が落ち着きがなく、担任も手を焼いているとのことでした。

 注意しても座らない、指示を出しても動かない子どもたちが、クラスに数名以上いるようです。担任の先生は毎日、声をからして注意の毎日ではたまったものではありません。

 教室の荒れが起こる前の鉄則は、次の通りです。

  ① 問題行動児ばかりに構うのでなく、まじめにしている8割の子をほめる

  ② 問題行動する児童には、支援員さんなど別の方に個別についてもらう

  ③ 個別指導で教師の指示通りできたら、その子をすかさずほめる

問題行動に注目ばかりすると、まじめにしている子も構って欲しさから、つい問題行動をしてしまいます。それよりも教師の指示をけなげに守っている大半の児童をまずほめ、認めることで、教師の味方につけることが肝要です。そして、良い行動をほめる・認めることで強化し直すことが大切になります。

 GWが終えて2週間が経ちました。そろそろ担任の指示が通り、クラスの学習規律が浸透し始める時期ですが、ここでまだざわつき、落ちつきのない雰囲気のクラスであった場合、黄色信号です。早めに手を打つ必要があります。

 拙著『船中八冊』に学級崩壊の未然防止につながる冊子があります。ぜひご一読いただければと思います。

 どうか赤いバラが微笑んでいるこの時期に、クラスの落ち着きが見られるようになることを心から願っております。

 

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