久しぶりの倫理法人会に参加♪

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 石川県倫理法人会のモーニングセミナーに今週3回も参加してきました。倫理法人会は、主に会社の経営者が自主的に集って倫理観を磨きながら、経営的な感性を磨く学びの場です。私が40代の現役時代は、奥能登~加賀までモーニングセミナーの講話者として、10回ほど講演依頼を受けたことがあります。それ以来ですから、ほぼ12~13年ぶりです。

 とにかく朝が早い!4時半に起きて諸準備をして、6時スタートに間に合うように会場に向かいます。

「おはようございます!」という活気あふれる元気な挨拶は、学校現場も見習うべきだと思います。一度、現役校長先生をはじめ、先生方も参加されるとよいかと思います。目だけでなく、細胞自体が目覚める感覚があります。

 3回ともとても感動的なお話でした。感動したところのみをピックアップしてお伝えします。

(1回目の講話)

 『変』という講演テーマに惹かれました。実は〝変〟という漢字の語源をたどると次のような文字になるそうです。「變」 講話者の解説によると、下の部分は「たたく」という意味。上の両サイドは「糸」という意味。そして、真ん中はことばの「言」です。それをつなげて解釈すると、糸をつむぐように強い言葉で発信していくことで「変化」が生まれる、ということだそうです。すなわち、経営者たるものは、この激動の社会を生き抜くためには、希望をもって「かくあるべし」と強く社員に発信していくことで、各自の心と心をつなぎ、よりよい変化へと導いていくことが大切になるというお話でした。学級経営、学校経営にもつながる話ではないかと思いました。

(2回目の講話)

 「親の足を洗う」大切さを説かれました。温泉に年老いたご両親を誘って、そこで親の足をていねいに洗う実践は、涙を禁じ得ませんでした。私はすでに両親とも帰天しているため、それはできないことになってしまいましたが、人の足の姿はその人その人の人生が凝縮されています。まさに、どんな人生を歩んでこられたのか、足を見て分かるのです。私の尊敬する歴史的な人物に、日本地図を描いた〝伊能忠敬〟がいますが、彼は地図作りのために、約4万キロメートル(ほぼ地球1周分)歩いてきたそうです。地図が完成する前に彼は亡くなりましたが、弟子たちが完成させて、徳川将軍に見せた時に、伊能忠敬の〝草鞋〟を見せたそうです。小さくボロボロになった草鞋を見た将軍は、「おお、ここに忠敬はおるのじゃな」と言って、涙を流したとか…。このブログをご覧になられている方には、まだご両親がご存命のうちに、ぜひ「親の足を洗う」実践をお勧めします。

(3回目の講話)

 お母さんの存在が、思春期には「ウザイ」としか映らなかぅたのに、自分も大人になり、親になるに従い、母親の存在を見直し、感謝の思いでいっぱいになっていく実体験の話は感動的でした。自分のお子さんに「お母さん、いつも家事もして仕事もして大変でないの?」と聞かれた時に「大人って楽しいんやよ!」という言葉をかけたという話に、私は思わず拍手を送りました。今のお母さん方のお子さんへの声かけは次のような言葉が多いのではないでしょうか。

「お母さん、大変なんや。だから、あんたはちゃんとしてお母さんを助けんなんげんよ!」

 このような言葉が多くなると、大人って大変なんだな、なりたくないな、という思いにさせてしまうような気がします。この講話にあった「大人って楽しいんやよ!」は、まさに希望を与える光の言葉だと思います。

 以上、3回に渡るモーニングセミナーの受講体験談をお伝えしましたが、この場には〝輝く大人〟がいます♪輝く大人の姿を見せてこそ、ニッポンの発展・繁栄があると私は思います。

 このブログをご覧の校長先生、ベテランの先生、若い先生方、〝輝く教師の姿〟を子どもたちに見せていきませんか!?そのキーワードは、〝ワクワク〟です。いつもワクワクした気持ちで授業をしていきましょう。学校運営をしていきましょう。私は自称「ワクワクプランナー」です。ワクワク感をお届けします。ぜひお声かけくださいね。

 

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