若プロ研修会で「やる気」を引き出す!

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 35度を超える中、金沢市内の小学校の若プロ研修会に講師として参加させていただきました。

 2年目から6年目までの若い先生方の熱心な姿に感動!今どきの若い先生は、どの子もホント真面目を絵にかいた先生方ばかりでした。(私の話やプレゼンを熱心にメモしてましたから…)

 テーマは〝子どもの「やる気」を引き出す〟です。私が5年生の担任をしていた時、本当に手を焼いた子を変容させていった実例は、先生方の心のひだに届いたようです。

 私の自論は、「子ども理解」をしない限り、教師の手のひらに乗らない子との心の距離は縮まらないということです。私の拙著『船中八冊』に詳しく書かれております。

 30分の予定のところ、45分間、熱く語らせていただきましたが、あっという間の研修会となりました。驚いたのは、研修会後、5人の若プロメンバーともに、研修会の感想を書いて持ってきてくれたことです。後日でもよかったのに、パッと書いてサッと持ってきてくれるところに、この5人の質の高さというか、まじめさだけでない意識の高さを痛感しました。一部、先生方の感想を紹介します。

「とてもすてきなお話を聞かせていただき、ありがとうございました。子どもの内面を想像したり、知ろうとし続けられる教員になりたいな、と改めて思いました。1日1回でも、週に1回でもワクワクできる瞬間を子どもたちと大切にしながら、私自身もワクワクする気持ちを大切に2学期以降を過ごしたいとです。本当にありがとうございました」

「本日は貴重なお話をありがとうございました。ふだんの学級経営は、自己肯定感を意識していましたが、2学期からは〝自己有用感〟を意識して関わっていきたいなと思いました。子どもの中には、やりたいことが潜んでいる、仲間の中で〝カッコいい自分〟でありたい、などはよく考えてみれば、大人もそうだなとハッとしました。行動のウラにある子どもの感情に寄り添い、話をしっかり聴くことを通して、子ども理解につなげていきたいです。」

 私の拙い話ながらも、ちゃんと要点をつかんだ感想を見させていただき、また若い先生方の2学期への「やる気」を引き出すことができたようで、ホッとしております。

 このような若プロの学びの場をご用意くださった校長先生に、心より感謝申し上げるとともに、若い先生方のますますの活躍を心より願っております。

 弊所では、学校の研究会や研修会の講師や助言も行っております。ご要望があれば、いつでもお声かけください。

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