教え子との飲み会は最高ですね♪

ブログ
この記事は約2分で読めます。

 19年前に4年2組を担任した子どもたちと飲む機会を得ました。

 この子たちは、私が附属小から転勤し、公立校に勤務したての時の教え子です。

 NHK『わくわく授業』で取り上げられ、拙著『感じる心が考える力を育む』(梧桐出版)の本を書き上げるきっかけとなった子どもたちです。

 とても個性派ぞろいの子どもたちがたっくさん集まった学級で、苦戦苦闘したドラマを描いた学級でもありました。こうして、わざわざ19年ぶりに声をかけてくれて、飲み会に誘ってくれるだけで、私としては「至福のひととき」です♪

 「今は仕事が楽しくて仕方がないです!」

と語る教え子たちの姿がまぶしくもあり、たのもしくもあり、目を細めながら思わずビールをぐいぐい飲みすぎてしまいました(笑)

 教え子と再会し、飲む機会を得られることは、ボーナスをもらうより幸せだと私は思います。

 学級担任の経験は、トータルで22年間。その間に縁あって担任させてもらった子は、1000人を超えます。どの子も愛おしく、どの子とも再会したら、ともに語り合いたいと思います。

 〝教師冥利に尽きる〟という言葉がありますが、縁あって教え子になってくれた子どもたちに心から感謝です。

 最後に、ひと言。先日、中桐万里子さんが、大学生に「恩師と思える人はどんな教師でしたか?」という問いに、異口同音、次のような答えが返ってきたそうです。

 「恩師と言える先生は、厳しい先生」

 やはり単なる優しいとか温かいということを超えた「生き方に厳しく毅然とした先生」に思いを寄せている子どもたちが意外に多いのだな、とある意味ホッとした感想を抱きましたし、まだまだ捨てたものでないな、とも思いました。

 子どもから「先生は恩師です」なんてことは一度も言われたことはありません。きっと教師がこの世からいなくなって初めて「先生は恩師でした」と言われるのでしょうね。

 これからも子どもたちの大人になってからの成長を心から願いつつ、私自身、教え子に負けないように志を常に高く掲げ、生涯現役で歩み続けていきたいと思うひとときでした♪

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました