戦争100年史の授業を終えて

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 久しぶりの6年生での〝戦争100年史〟の授業を、昨日終えました。子どもたちに、「戦争100年史の授業を終えて、日本人としてどのようなことを思い、考えたか、ふり返りを書いてください。」と指示しました。

 ああ、授業をしてよかったな、と子どもたちのノートのふり返りを見て、そう実感しました。

 何名かのノートを紹介します。

「私は、昔の日本人を誇りに思います。16~17歳の未来がまだまだある若い男の人たちが日本のために、残った家族が少しでも生きていられるように死んでいって、好きなこともできないままに、それでもすべてをやり遂げていく姿に、本当にすごいなと思いました。100年前の日本人たちのおかげで、今の自分がいると思うと、これからは、1945年8月15日を決して忘れず、心の中に大事にしていきたいと思います。」(Mさん)

「私は、この日本の戦争のことについて学んできて、昔あった戦争に中学生、高校生、大学生、そして大人たちが一生けん命になって戦ってくれたからこそ、今があるんだと思いました。家族のために犠牲を払ってまでも戦争に参加してくれて、心から感謝したいと思います。」(Iさん)

「明治から昭和時代までたくさんの戦争をしてきたことが分かりました。日英同盟を結んだり、国際連盟に加入したり、いろいろなことを日本のためにしてきたんだと思いました。特攻隊の話では、中高生たちが、自ら志願して日本のために飛行機で体当たりして、死にに行くなんてすごいと思いました。『あの花が細工丘で気にとまた会えたなら』という映画と同じな中身だったので、クラスのみんなにもこの映画を観てほしいと思いました。特攻隊の人の家族にあてた手紙が、とっても心に残りました。」(Sさん)

「この授業を受けて、日本人がおもてなしの心やサービスを忘れない理由が、少しわかるような気がしました。他の国から見ても、日本人の仕事ぶりやがんばっているところは、すごくいいものなんだなと思いました。」(Nさん)

「思ったことは、戦争は本当によくないことだなということです。日本がこれまで頑張って積み上げてきたものが、アメリカに一瞬でこわされ、人々も殺されてしまい、とても残念です。でも、日本人に生まれてよかった、と思いました。日本は、戦争中でも真剣にわが国の人々を守ろうと真剣に戦ってきたからです。とても誇りに思います。ロシアの人に強制労働で働かされても、めげずに最高の建築物(ナボイ劇場)を完成させたことは、すごいことだと思いました。」(Fさん)

 

 最後のFさんの「日本人に生まれてよかった」というフレーズが聞きたくて、授業をしてきたつもりです。それが少しでも伝わったことに、子どもたちに改めて感謝です(^^)/

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