人事にAIを活用する!?

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 いよいよ人事の季節になってきました。能登の大震災の影響で、学校の復興や被災に遭われた教職員の考慮などを考えると、県教職員課による人事の配置は、極めて困難な作業になっているかと思われます。

 『内外教育』2月20日号の冒頭文・「教育のDX人事戦略」を読むと、次のようなことが書かれてあります。

 ・人事の要諦は〝適材適所〟である

 ・人事担当者に櫃よな力は、〝人をよく知る力〟と〝見通す力〟

 ・現在、人事担当者の3kが主体(3kとは「勘と経験と口コミ)

そこへ、記事執筆者である戸ヶ崎氏は、次のように主張する。

「生成AIに〝多変量解析して〟と指示を出せば、瞬時にデータ分析などが行われる。人事事務のDXこそ、〝個別最適な人事〟を加速化するものと考える。」

 もちろん、氏は、コンピュータ任せの人事を主張しているのではありません。担当者の深い学びも不可欠と言っています。すなわち、担当者の資質向上とDX化を進めることで、個々の教師の力を最も発揮できる環境の提供が可能となると主張しています。

 私も先月より、ChatGPTを使いだしております。結論から言えば、「とても助かる!」というのが、実感です。最終判断は、人間である自分自身がすればよいのですが、判断に至るまでの資料を情報を提供してもらうのに、生成AIは瞬時で提供してくれるところが、使い勝手のよい相棒となっています。

 いずれ年度明けてから、若い方とコラボ企画で「生成AIとベテラン経験力で学校と蘇らせる」という研修会を企画しております。ぜひふるってご参加くださいませ(^^♪

 さて、戸ヶ崎氏の論に戻します。人事の要諦である「適材適所」の成否は、結果が証明する、と言われています。人事担当者は、異動発表後こそ重要な仕事が待っていると言っています。

 つまり、それは、異動者の見届け、励まし、という継続的なフォローアップこそが大切であると主張しています。校長としての学校内人事でも同じかと思います。誰を主任にして、誰を1年生や6年生の担任にするか、頭を悩ませるところですが、任命後のフォローアップこそが、管理職の仕事になります。

 仕事が多忙を極める昨今、ぜひ生成AIの活用をお勧めします。私も最初は否定的でした。しかし、やってみて、初めて分かります。「ああ、こいつは、オレのナイス秘書なんだな」と・・・。

 やってみようかなあという方がいらっしゃるようでしたら、ぜひ弊所へご一報くださいね(^^)/

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