金銭教育について考える① ~「お金」の価値~

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 本日から、弊所がこれからの教育を行うにあたって、重要と考える「金銭教育」の在り方について、考察を本ブログで重ねていきたいと思います。少しシリーズになると思います。よろしくお付き合いのほど、お願いいたします。

 さて、金銭教育、というからには、「お金」の価値について子どもは知らねばなりません。子どもたちがお金に触れる機会は、〝お小遣い〟〝お年玉〟〝買い物のお手伝い〟などがあげられます。

 「もらったお金は自分のもの」

 そう思いがちですが、大人から教えるべき第一は、次のことになるのではないでしょうか。

 「お金は、一所懸命に働いていただいたもの」

 「人様に役立って喜んでもらえた代価としていただいたもの」

 よくおばあちゃんやおあじいちゃんから、多額の金銭をもらうこともよく見聞きします。ここで、ちゃんとお母さんに預けて貯金してもらうとよいのですが、こっそりそのお金を手にして、ゲームの課金やコンビニで好きなものをまとめ買いしたり、友達におごってあげたり、ということでトラブルを引き起こすこともよくある話です。

 「あぶく銭は身につかない」、とはよくいう話です。1億円の宝くじが当たった人の7~8割が、身を崩すというデータがあるくらいです。多額な宝くじが当たると、『その日から読む本』という冊子が当事者に配布され、受け取った当選金の保管方法や使い道などについて示唆されるということですから、いかに大金が人生を狂わせてしまうかを物語っていると思います。

 基本は、「お金は汗水流して働いて稼いだもの」という認識をしっかり持たせることが肝要かと思います。

 次回は、「見えないお金」について考察したいと思います。

 

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