起業家精神を育てるには・・・!? ①

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 今回から、〝起業家精神〟の育成について、特集でしばらく続けるつもりでいます。

 それはなぜかといいますと、子どもたちに「将来、社長になりたい人?」と訊いたら、アメリカ・韓国・中国などの国では、クラスの20%近くの子が手を挙げるのです。

 しかし、日本の子どもたちは・・・というと、10%以下です。いや、ほとんど皆無というか・・・。

 特段、社長になることがすべてではないのはその通りです。しかし、起業していこうという気概のある子どもたちや若者が少ない、というのは、やはりアドベンチャー精神やチャレンジ精神の少なさを物語っているような気がするのです。

 日本の教育に欠けているものの一つに、この「起業家精神の育成」があげられます。本来、学校で担うものではないかもしれません。家庭教育や社員教育の部門なのかもしれません。

 しかし、敢えて弊所は、その欠けているところにメスを入れる必要があると思い、特集することにしました。

 では、1回目の今回は、「好き」こそ子どもの成長のタネである、ということを強調したいと思います。

 子どもたちは、自分が「好き」と思う対象には、夢中になります。それはたとえゲームでもいいのです。周りの大人は、子どもの「好き」な世界を共に共感する、一緒にその世界を味わう姿勢が必要になります。

 「好き」な状態は、驚くほど集中力があがります。持続性もあります。放っておくとゲームの世界だけになりがちですが、たまに外に連れていき、様々な自然や人や物事に出会わせることが大切になります。

 大人である自分の「好き」は何でしょうか。まずは、自分の「好き」を子どもに見せていくことがとても重要になります。

 私の場合の「好き」は、〝人との出会い〟でした。なので、よく子どもをボランティアの現場につ入れて行ったり、講演会の様子を見せたりしてきました。また、本をたくさん読んでいたので、その書籍がズラッと並んだ本棚を見せてきました。

 少なくとも、我が子ども2人は、読書はよくするようになりましたし、人とのコミュニケーションは柔らかい様子が見受けられます。

 結論は、「親こそ起業家精神の教師」「親の背中を見せ続ける」ことが第一歩である、ということで、第1回目を終えたいと思います。

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