能登から「あえの風」が吹いてきた♪①

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 七尾市教育長との対談講演の余波でしょうか。七尾市のとある学校から、夏の講演依頼が舞い込んできました。「気づいたら即行動!」が弊所のモットーですので、早速、土曜日にもかかわらずその学校に赴くことにしました。(そこの校長先生は、休日であってもすぐに対応くださいました)

 校舎の玄関先に入ると、この写真の花が出迎えてくれました。この地域の民生委員の方の手作りのものです。校長室に入ると、これまた同じようにその民生委員の方の手作りの桜や椿の花などが飾られ、「ああ、地域の方に支えられている学校なんだな」ということが見て取れました。

 校長先生との会談は、1時間弱と思っていたのに、あっという間に1時間45分超え…。次の輪島での保護者との面談があったので、あまり長居はできなかったのですが、ついつい話に引き込まれてしまい、時間が延長してしまいました。

 訪問先の小学校は、なかなかすさまじい学校でした。不登校アリ、俳諧する児童アリ、すさんだ児童(愛着障害と思われる)の暴言が飛び交う低学年教室アリ・・・。と思いきや、上流階級のご家庭もあり、高度な教育水準を要求される保護者もいらっしゃるとか・・・。

 カンタンに言えば、〝附属小学校〟と〝学校崩壊しかかった学校〟が同居しているような学校、といえばピッタリくるでしょうか。

 「こんな大変な学校なのに、職員はよくやってくれてます」

という校長先生の言葉が印象的でした。毎日が、ケース会議。1日2~3回行う時もあるそうです。そう聞いただけでも、この学校のすさまじさが見てとれるかと思います。

 「私は、松下先生の七尾市教育長との対談と講話を聴いて、この人から愛着障害の子どもへの対応や 子育てに向き合おうとしない保護者との対応について、詳しくお伺いしよう!と瞬時に思い、先生に電話した次第です。ぜひ、夏休みに講演に来てくれませんか!?」

 校長先生の何とかこの学校をもっとよくしたい、という熱い想いにこころが揺さぶられました。即決即断で講演依頼を快諾させていただき、講演後の〝出張ヘッドスパ〟もできることになりました♪

 「あえの風」とは、能登の言葉で「幸せを運ぶ風」という意味があるらしいですが、なんだか七尾市から、そのあえの風が吹いてきた感じがしています。

 この学校を後にする直前に、研究主任の先生がわざわざ七尾市が生んだ天才パティシエ・辻口さんの店のクロワッサンとシュークリームを届けてくださいました。このおもてなしに、校長先生の職員に対する教育姿勢が垣間見れるような気がしました。本当にありがとうございました。

 辻口シェフのクロワッサンをかじりながら、輪島に向かいました。途中、車内でクロワッサンの皮がボロボロ落ちて、私の白いカッターシャツが「茶色いエプロン状態」になってしまいましたが・・・(笑)。

 この「あえの風」に乗りながら、精一杯、心を込めてお話させていただきます♪訪問させていただいた学校の子どもたち、保護者のみなさんがみんな、笑顔の花になるといいなと心から思っています。

 講演依頼、誠にありがとうございました。講演後のヘッドスパもお楽しみに♪

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