水曜日の深夜に、金沢からかほく市・津幡町に襲った集中豪雨。今回、特にかほく市と津幡町の一部が大きな水害に見舞われました。津幡町在住の校長先生に、個別にお電話いたしましたところ、本当に大変だったようで、勤務先のかほく市内の小学校でも一部避難所になったそうです。
夜11時ごろに市から電話があり、急遽、小学校の体育館を避難所に開設したとのこと。バケツをひっくり返したような土砂降りの中、勤務校の体育館を地域開放し、駆け付けられた校長先生には、本当に頭が下がる思いです。
幸いその学校に避難された方は、一家族だけで、水が引いたと同時にご自宅に帰られたとのこと。蒸し暑い体育館の開放を今後どうすればいいか、またペットを連れてきたご家族の対応をどうするか、などが課題に残ったということです。
確かに、今日も34度を超える蒸し暑さ。そして、ペットは今やもう大切な家族の一員ですから、その対応も大切になってきます。開放したはいいものの、暑さ対策、衛生対策、ペットも含めた個別な対策、など、避難所を開設するにしても多岐にわたる対応策が必要であることが分かります。
線状降水帯の怖さを今回、本当に身に染みた・・・と校長先生のポツリとつぶやかれた言葉が、心に残っています。
明日は我が身です。身近に起きた出来事から多くを学び、次への備えをすることが、学校を預かる管理職のみなさまの大切な役割ではないかと思います。「まさか自分がこんな目に遭うとは思わなかった」という言葉が、被災地の人たちの共通した言葉だそうです。いつあってもおかしくないという意識づくりが、今後求められているように思います。
今からでも遅くありません。ともに次なる備えをできる範囲でしていくことが大切かと思います。お電話させていただいた校長先生、誠にありがとうございました。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
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