人口減少問題&過疎に真っ向から取り組む

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 久しぶりに輪島の千枚田に訪れました。午前9時半ですでに32度超えていましたが、金沢と比べると、モワーッとした暑さは能登にはありませんでした。日差しは強いですが、風にさわやかさを感じました。

 奥能登モーニングセミナーに2時間かけて参加。そこには白山市で会社を経営しながらも、能登を元気印に変えていこうと、輪島に会社を興し、若者の流出を防ぎながら、少しでも活気ある能登を取り戻そうという熱き社長の話を聞いてきました。

 「一度会った人は、マブダチ!」

 「能登に戻ったら働きたい会社をつくる!」

 「儲かるビジネスではなく、困りごとビジネスをする!」

 だれもが応援したくなる熱い社長の情熱あふれる話に惹きこまれました♪ なぜかどこか私とシンファシーを感じるものがありました。

 2030年には、人口減少問題が切実化してきます。例を挙げると・・・

 ・優秀な若者は海外へ流出し、働き手の慢性不足化が当たり前

 ・運送会社のトラック配送は、3日に1回になる  

 ・公務員減少によるごみ収集がストップする自治体が続出! 

 ・学校の統廃合が激増し、登校距離が20キロ以上になる ・・・etc.

 ただでさえ、学校現場では教員不足で悲鳴を上げているのに、7年後の教育現場は教員のなり手も激減し、子ども減少に伴う学校統廃合化で、バス通学がさらに加速化されるでしょう。(バスの運転手すら果たして見つかるかどうか分からない状況ですね・・・。

 人口減少や過疎化に対する対策としては、やはり「経済成長」と「一人当たりの生産性の向上」しかありません。この地域にしかない特化した〝売り〟をうまくニーズを誘うアイデアで商品化すること、そして情熱あふれる人が手を挙げ、動き、仲間を集めること。政府や行政に頼るのはもうそろそろやめましょう。

 「困りごとは宝物」という発想で、ワクワクしながら人口減少を追い風にする発想と行動力が求められます。今こそ、マンパワーを発揮するときです。そして、そのマンパワーを生み出す教育現場にしていくことが求められます。

 7年なんてあっという間です。今から動く。動いて考える。文科省や教育委員会はあてにならない時代がやってきました。時代を先取りし、動き、考え、形にしていきませんか。

 私は、「まちづくり」が、大事なキーワードになると考えています。学校もまちづくりに貢献する時代です。まちを活性化していく一役を学校も担っていきましょう。その提案も、松下教育研究所は行っていきたいと思っています♪

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