私が子どもころ、大ブレークした赤塚不二夫氏原作の『天才バカボン』。先日、あるスピーチを聞いていたら、何とも奥深いことを教えてくれました。
〝バカボン〟とは、サンスクリット語で、「お釈迦様」のことらしい。それで、バカボンのパパの決めゼリフ「これでいいのだ!」という言葉は、ある意味〝悟り〟の境地を表している言葉だとか・・・。
どんなことがあろうとも、「これでいいのだ!」とすべても受け入れる境地は、まさしくある意味、悟りの境地と言えるでしょう。なかなか「これでいいのだ!」と言い切れない出来事が多い中、この決めゼリフを口癖にしたいものです。
レレレのオジサンも仏教的な意味付けがあるのだとか。いつも竹ぼうきで掃除をしているのですが、これも仏弟子に実在していた方をモチーフにしているそうです。覚えが悪く、頭の良くない仏弟子が、悩んでいたところ、お釈迦様が懸命にそうじだけすればよい、と諭し、言われるがままにひたすら掃除をしたところ、ある日はたと気づいたそうです。
その気づきとは、「掃除とは、心のチリやほこりを取る去ること」ということでした。
その悟りを得た仏弟子を表したのが、レレレのオジサンなんだそうです。
掃除も心の磨きに欠かせない行為ですよね。暑い夏こそ、面倒がらず、日々掃除をし、心を磨き、「これでいいのだ!」と言い切れる自分を目指したいものです。
天才バカボン、改めて学び直しました!
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