感涙!「大和の心」

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 小矢部市のモーニングセミナーに参加してきました。朝4時を起きて、4時半に金沢を出発。以前、私は、ここで講話をさせていただいたことがあります。

 講師は伊勢の修養団講師の寺岡氏。私よりちょうど10歳年下。テンポよく、聴衆を惹きつけ、最後には思わず泣いてしまった・・・。私もこの方と同じ志です。

「ニッポンをよくしたい」

「ニッポンを誇りに思い、大好きになる人を増やしたい」

 私とは違って、和の心を伝える吹き出しが極めて多く、たくさんのことを学ばせていただきました。そして、何より話が終わった後のすがすがしさ、というか清らかさを感じたのは、やはり平岡氏の誠実さと伊勢神道の傾倒の深さからくるものであろうと推察いたしました。

 心に残ったのは、ミツバチの話です。ハチミツをつくるミツバチはほとんど〝西洋ミツバチ〟なんだそうです。集団行動がとれて従属らしく、ハチミツをつくるのにうってつけなんだとか。反対に〝日本ミツバチ〟はハチミツ製造には向かないらしく、個で動く孤高の存在で、集団行動には向かないようです。しかし、〝日本ミツバチ〟は、天敵である〝オオスズメバチ〟を倒す力を持っています。オオスズメバチを見つけると、大きく八の字の旋回をし、仲間を呼びます。そして、オオスズメバチに体当たりし、仲間が集団でスズメバチで囲みホウキュウをつくり、47度という熱さにまで高まったところでオオスズメバチを撃退するとのこと。倒したあとは、体当たりした日本ミツバチとオオスズメバチが遺体となって残るらしいです。

 「わが身を挺して仲間を守る」

 まるで特攻隊精神にもつながる日本ミツバチの行動にびっくりしました。

 〝和の心〟それを寺岡氏は、次のような分かりやすい言葉で表現してくれました。

 「みんな仲良く 助け合い」

 「大和の心は 受け入れる心」

 「世直しは 余直しである(世の中をよくしたいのなら自分磨きをすることである)」

 「わびて花咲き お礼で実る」

 「自分さておき人様に 己れ忘れて 精魂尽くす」

 「出会いを通して 自分に出会う」

 特に、ラストの言葉は本当にそうだなと思いました。今回の寺岡氏との出会いを通して、自分の思いや志、そしてまだまだ未熟な自分と出会うことができた気がします。

 9月下旬には、金沢で寺岡氏の講演会があります。そこでの再会が楽しみです。関心のある方は、ぜひ弊所までご連絡ください。ともに「和の心」を呼び戻しましょう。

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