不登校の児童生徒 増加の一途をたどる・・・

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 ここは、能美市教育センターの玄関先の様子です。ここの所長さんは、私の大学時代のサークルの先輩にあたります(合気道部でした)。20年ぶりぐらいの再会を兼ねてあいさつに伺いました。

 玄関先にヒマワリがお出迎え!という算段だったのに、あっち向いてしまった~と大笑いの所長さん。どうやらヒマワリは、太陽のある東側を向いて育つらしく、玄関の通路とは背中向きになってしまったそうです(笑)

 話は大変盛り上がり、話題の中心は、やはり〝不登校の児童生徒〟です。大きな学校ほど、不登校児は増加の一途をたどります。

 ・不登校児童生徒用の「別室」があてがえる学校があるのならまだよい方である

 ・中学校では「生徒指導加配の先生」がいれば、不登校生徒に対応できる。しかし、その先生がいない小学校の場合、支援員さんや養護教諭などでカバーしないといけなくなり、限界がある

 ・市センターに通える子どもはまだいいが、完全不登校でひきこもりの子どもの対応が難しい

 ・SSW(スクール・ソーシャル・ワーカー)を家庭内に入れる保護者は極めて少ないのも、頭を痛めているところである

 不登校問題は、居場所づくり・ヒトの配置・家庭への働きかけ、という3点セットで課題を抱えています。保護者も、学校へ行かない子どもへの対応に疲弊感、戸惑い、そしてあきらめの3点セットがつきまとっており、打開策が見えない状況にあります。

 幸い、私はパトリというフリースクールとつながりを持っていますし、これから金沢に「オルタナティブ・スクール」を立ち上げる会とのコネクトも持っております。そこの情報を学校現場や保護者のみなさまに提供しながら、子どもたちを外の空間へ背中をプッシュするお手伝いができればと思っています。

 弊所から発刊している『船中八冊』の「不登校・自殺から子どもを救う」シリーズの熟読をお勧めします。関心のある方は、ぜひ弊所までお問い合わせください。

 

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