トップの意識で組織が一変する!?

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 寒い朝でしたが、朝6時の経営者モーニングセミナーに参加してきました。

 今回の講話者は、昔は部下へかなり高圧的・支配的な社長であった自分が、倫理法人会に入ってから大きく意識が変わり、若い人材がなかなか育たない中、近年20代の若者が育ってきているという貴重なお話でした。

 では、どうしてこの社長は変わることができたのか。正規分布図で説明してくださいました。正規分布図は、みなさんご存じの通り、中央部分がヤマのように盛り上がった図です。この社長は、正規分布図の右端、すなわち力のない、落ちこぼれ社員に対して厳しく指導したり、排除する勢いで強くあたってきたそうです。

 しかし、その落ちこぼれ社員を本当に切ってしまうと、正規分布図はどうなるか!?業績の上がらない社員を辞めさせたのだから、分布図はグッと上がると思いがちですが、その逆です。平均値が下がってしまうのです。落ちこぼれ社員の問題行動や業績のあがらない事実に厳しく当たれば当たるほど、社員全体が、その落ちこぼれ社員の問題点を責めてしまう図式となり、どんどん会社の空気もギスギスした雰囲気になってしまい、逆効果になってしまうとのことでした。

 では、どうすればいいのか。正規分布図の右端トップレベル(社長を含めた幹部)の意識を上げることです。トップの意識が上がると、正規分布図の平均値はグッと右側にズレて業績が上がるのです。

 大切なのは、会社トップの仕事が増えるとか向上するという意味でなく、「意識」が上がるということが大きなポイントなのです。学校で言えば、校長・教頭・教務主任・主任クラスの意識です。それが向上すると、組織が徐々に変わります。そして、人財が育ちだします。

 トップが変われば、組織全体が変わります。それはプロ野球やプロサッカーの監督が変わるだけでチーム全体が変わることと同じです。

 トップの「意識」変革が、組織変革につながる…。深く心に留めて、経営にあたっていきたいとしみじみ考えさせられたセミナーでした。

 学校関係者で関心のある方は、ぜひ弊所にお声かけください。一緒に経営者モーニングセミナーに参加しましょう。必ず自己変革につながります(^^♪

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