金沢市内の小学校に若プロ講師として呼ばれて行ってまいりました。
テーマは「通知表渡しのコツ」です。
①通知表渡しは、シナリオ作りで7割が決まる
②具体的な資料やモノを用意する
③子どもの良いところは3つ以上伝えるようにしておく
④保護者と共通のゴール(落としどころ)を設定しておく
⑤笑顔で始まり、笑顔で終わるように配慮する
以上のような流れでお話させていただきました。若い先生が大変多く、15名近くの先生方が図書室に集まり、若プロを実施。みなさん、とても前向きで真面目な先生方が多く、私のオヤジギャグはなかなか通用しませんでした( ^ω^)・・・。
保護者の訴えの中で一番多いのは、「子どもの交友関係」についてである、という若い先生方の意見を聞き、ナルホドと思いました。成績よりも友達付き合いで苦慮されている親御さんが多いのだな、とつくづく今の子ども事情を知らされる思いがしました。
コミュニケーション下手、相手の気持ちをつかむ力がまだまだついていないのだと思います。それは、遊び下手、ゲームだけの付き合いといったバーチャルな付き合いが多い子どもの特徴なのかもしれません。
最後の質問コーナーでこのような問いかけがありました。
「どうしても話の長い親御さんがいて、次に順番が待っている保護者がいるのに、なかなか切れない場合、どうしたらいいでしょうか」
よくある話ですよね。私は、次のようにお答えしました。
「机の上にタイマーを置いておくのは、いかにも味気なくてドライに感じてしまいます。私なら、かわいいタヌキのぬいぐるみの腹の上にでもタイマーを置いて、時間がきたら、〝あら、お母さん、タヌキのポン太くんのタイマーが時間だよと言っています。またお話は後日でも構いませんか?〟とやると、場も和んで時間を切りやすくなりませんかね」
このようにお答えしました。果たして、参考になったのかどうかは分かりませんが、学校のニーズに合わせてお話をしに伺いますので、ご遠慮なくお申し付けくださいね(^^)/
お招きいただいた学校の皆様、ありがとうございました。
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