生まれて初めて県庁舎の県議会を傍聴する機会に恵まれました。受付を通って4階傍聴席へ・・・。
T県議の質問の答弁を聞くために参加しました。
質問1:スクールロイヤーの設置をどう考えるか!?
全国でいまだ未設定の都道府県は8つ。そのうち、3つはいずれ設定する予定なので、我が石川県は未設定の残り5つの都道府県の一つである・・・。
質問2:文科省からは、「学校問題解決チームの設置」を予算化しているが、知事のブログにもそのこにふれられているが、当県は設置の見込みはあるのか!?
令和6年度に文科省は、学校問題解決に向けたチーム(スクールカウンセラーやソーシャルワーカー、弁護士、臨床心理士などの専門家が集まったもの)が、保護者などの対応の仲介に入り、問題解決がスムーズに進めていくという制度をモデルケースとして、各都道府県や各市町に限定的に応募を求めています。ここに、石川県は手を挙げるつもりがあるのか、という質問です。
この2つの質問に、知事と県教育長が答弁に立ちました。主な内容は次の通り。
・スクールロイヤーの設置はしていない。教育委員会内にある顧問弁護士に法的な対応の助言をもら
い、保護者対応や問題解決にあたっている。
・各学校で、保護者と丁寧に誠実に向き合って対応していると認識している。
・スクールロイヤー的な人材が効果的な場合もあるので、今後、動向を注視していきたい。
・学校問題解決に向けたチームは、当県では平成21年から設置したが実績がなく、平成25年には解
散し、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・生徒指導スクールサポートなどを外
部人材として配置し、問題解決に当たっている。
・教育委員会の今後の検証の上、誠意対応していくものと思われる。
以上が主な答弁の内容です(´∀`*)
ひと言でいえば、「県はスクールロイヤーの設置も学校問題解決チームの設置も、今のところ考えていませんよ」ということになります!
もっと残念なのは、「学校で丁寧に誠意持って対応している」という答弁。そこに力をかけすぎているから、現場の学校の先生方は次々と倒れ、学校全体が疲弊している実態になぜ向き合っていこうとしないのでしょうか。
T県議もずいぶん腹を立てておりました。再度、角度を変えて質問していこうという決意のもと、また作戦を立てていきます!
学校のミカタである弊所は、あの手この手で、現場のサポートになる働きかけを今後も行ってまいります(^^)/ がんばります(^_-)-☆
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